センターのご案内

DCT勉強会「分散型臨床試験で何が変わるのか」

本セミナーは終了しました。
九州大学病院ARO次世代医療センターでは、下記の通り「DCT勉強会」を開催いたします。
近年、DCT(Decentralized Clinical Trial:分散型臨床試験)への期待が非常に高まっています。
DCTとは、以下のような要素を組み合わせ、被験者の来院に依存せずに実施する臨床試験のことです。
・遠隔の医療機関からの被験者組入と説明・同意取得を実現するリモート「eConsent」
・遠方からの被験者の通院負担を軽減する「オンライン診療」
・原資料の作成とEDC連携の手間を減らす「電子ワークシート」
・患者自身が評価を行う「ePRO」
・自宅を訪問して検査等を行う「訪問看護ステーション」等
これらの要素を適切に活用することにより、被験者の組入期間の短縮等、研究成果の早期実用化へとつながることが期待できます。
本勉強会ではDCTの基本的な概念に加え、模擬プロトコルをもとに、DCTを企画・立案するシミュレーションを行います。
何のためにDCTとして実施するのか、どの要素を活用するか、試験オペレーションをどのように設計すべきか等、パネラーによるディスカッションを通じて、ご参加者の方々にDCTの企画立案を擬似体験していただきます。
なお、勉強会終了後に、DCTに必要なITツールに関して、デモンストレーションも開催します。

本セミナーは臨床研究認定更新のための講習会として位置付けられています。
⇒「臨床研究認定制度」について詳しくは→こちらをご覧ください。

日時

2023年9月29日(金)17:00~18:00

開催方法

対面のみ(参加型)
場所:九州大学 馬出キャンパス 総合研究棟105セミナー室
   別府病院 視聴覚ホール(中継)

参加費

無料

プログラム

17:00 – 17:30  DCTの概念と期待効果、ユースケースのご紹介
17:30 – 17:50  模擬プロトコルを題材にしたDCT活用のシミュレーション
17:50 – 18:00  質疑応答

パネラー
(株)MICIN 草間亮一
九州大学病院呼吸器科 白石祥理
九州大学病院ARO次世代医療センター
 坂口裕美(CRCユニット)、船越公太、小早川優子

主催:九州大学病院ARO次世代医療センター

申し込み方法

事前に申込みをされていなくてもご参加いただけますが、当日スムーズにご入場いただくために期日(9/27)までに下記フォームへご登録くださいますようお願いいたします。
 終了しました。


臨床研究認定更新についての注意

以下の要件を満たしていない場合は更新条件として認められませんのでご注意願います。
①事前申し込みをしていること、もしくは当日会場(中継会場を含む)で受付をしていること。
②開始から10分までに着席し、最後まで聴講していること。

お問い合わせ先

九州大学病院 研究支援課運営支援係
TEL:092-642-4400・4401
Mail:bynintei@jimu.kyushu-u.ac.jp