
本セミナーは終了しました。
九州大学病院ARO次世代医療センターでは、下記の通り「DCT勉強会」を開催いたします。
近年、DCT(Decentralized Clinical Trial:分散型臨床試験)への期待が非常に高まっています。
DCTとは、以下のような要素を組み合わせ、被験者の来院に依存せずに実施する臨床試験のことです。
・遠隔の医療機関からの被験者組入と説明・同意取得を実現するリモート「eConsent」
・遠方からの被験者の通院負担を軽減する「オンライン診療」
・原資料の作成とEDC連携の手間を減らす「電子ワークシート」
・患者自身が評価を行う「ePRO」
・自宅を訪問して検査等を行う「訪問看護ステーション」等
これらの要素を適切に活用することにより、被験者の組入期間の短縮等、研究成果の早期実用化へとつながることが期待できます。
本勉強会ではDCTの基本的な概念に加え、模擬プロトコルをもとに、DCTを企画・立案するシミュレーションを行います。
何のためにDCTとして実施するのか、どの要素を活用するか、試験オペレーションをどのように設計すべきか等、パネラーによるディスカッションを通じて、ご参加者の方々にDCTの企画立案を擬似体験していただきます。
なお、勉強会終了後に、DCTに必要なITツールに関して、デモンストレーションも開催します。
本セミナーは臨床研究認定更新のための講習会として位置付けられています。
⇒「臨床研究認定制度」について詳しくは→こちらをご覧ください。