本セミナーは終了しました。
九州大学 アジア・オセアニア研究教育機構(Q-AOS)が主催するブラウンバッグセミナー(BBS)におきまして、生体防御医学研究所の伊藤美菜子先生が「脳の疾患と免疫応答」についてご講演を行います。
近年、神経系と免疫系の連関が注目されています。アルツハイマー病などの神経変性疾患に加え、自閉スペクトラム症(ASD)などの精神疾患の病態においても免疫系の関与が強く示唆されはじめています。また、脳の発達や老化にも免疫細胞が関与していることも分かってきました。このような病態時・発達時・老化時など様々なイベントにおいて、多種多様な免疫細胞と神経系細胞との相互作用が重要であると考えられます。これまで我々はマウス脳伷塞モデルを用いて、脳伷塞後の免疫応答による炎症や神経症状の制御メカニズムについて報告してきました。本セミナーでは、様々な中枢神経系疾患や脳の発達期における脳内免疫応答ついて紹介いただきます。
BBSはQ-AOSが、毎週水曜日のランチタイムに開催するセミナーで、本学のアジア・オセアニア地域やSDGsに関連する最新の研究活動を多くの方に知っていただき、異分野研究ネットワークや交流やきっかけの場となることを目的としています。
Zoomでの開催ですので、ぜひ多くの方のご参加をお待ちしております。
※本セミナーは臨床研究認定制度における更新講習のひとつです。
セミナー自体は途中参加、途中退室が可能ですが、更新講習対象の場合は最後までご視聴いただくことが更新の条件となりますのでご注意ください。
⇒「臨床研究認定制度」について詳しくは→こちらをご覧ください。