九州大学病院 ARO次世代医療センター

センターのご案内

センター内組織と研究支援

センターの各部門の紹介

ARO次世代医療センターには、3つの部門があり、新しい治療法を患者さんに届けるという夢を実現するために、有機的に連携しながら、日々努力しています。
その各部門の位置付け、業務、研究支援内容についてご紹介いたします。

ARO次世代医療センター組織図

臨床研究推進部門
臨床研究推進部門長
岸本 淳司
ARO次世代医療センター 准教授
専門分野:生物統計学

医学研究者の方は、自ら開発した医療技術を現実の患者に届けたいと考えることがあるでしょう。それにはさまざまな関門があり、解決していくには各領域の専門家の支援が必要になります。たとえば、研究資金の獲得・試験プロトコールの作成・統計解析計画の立案・規制対策・細胞培養・データ管理・出口戦略等々多岐にわたります。
当臨床研究推進部門では、臨床研究監理部門と連携し、これらの課題に対し一つ一つ支援していくことで現実的な医学の進展させ、ひいては人類の幸福に寄与していくことを目指しています。

臨床研究監理部門
臨床研究監理部門長
船越 公太
ARO次世代医療センター 助教
専門分野:循環器内科学、レギュラトリーサイエンス、疫学、生物統計学、医療情報学

私たちの部門の役割は、大きく分けて3つあります。1つ目は、馬出キャンパスで行われるありとあらゆる臨床研究を適切に管理・監督して臨床研究の質の向上を行うことです。そのために、臨床研究の基礎知識に関する教育・研究倫理面のサポート、モニタリング、データマネジメントの実装支援を行っています。
2つ目は、医師主導治験・特定臨床研究に関して、学内外のアカデミアのシーズ開発に対して、臨床研究推進部門と連携しながら、モニタリング・監査、データマネジメントを担当することです。
3つ目は、臨床研究の効率と品質を両立させる新しい手法を研究することです。臨床研究推進部門やメディカル・インフォメーションセンターと連携して、分散型臨床試験やQMSの実装、リアルワールドデータの利用などに取り組んでいます。
日進月歩で変化し続ける臨床試験・治験を取り巻く環境に合わせて、私たちは、一丸となって変わり続けます。

生命科学革新実現化拠点

研究支援相談窓口

センターでは、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)革新的医療技術創出拠点プロジェクトの拠点病院として様々な大学発のシーズを探索・支援しています。
研究者、関連団体、企業の方を対象に、試験立案から出口戦略まで、研究ステージに応じて、研究支援を原則有料で行っています。
支援を希望する方は、下記「研究開発に関する総合的なご相談および各支援のご依頼はこちら」へご相談内容を登録してください。
ご相談内容はお分かりになる範囲のノンコン(非機密)レベルの簡単な記載で結構です。後ほど担当者よりご登録先にご連絡差し上げます。

研究開発に関する総合的なご相談および各支援のご依頼はこちら
※当初のご相談は無料です。

統計相談および倫理相談に関しては上記条件とは異なります。
必ず下記をご確認の上、各ページにございますフォームよりお申込みください。

【生物統計解析室】
統計相談のご依頼はこちらをご覧ください。
※統計相談は原則有料です。

【倫理ユニット】
研究倫理に関するご相談はこちらをご覧ください。

観察研究支援のご案内

ARO次世代医療センターでは観察研究の支援を行っておりませんが、学内ではMIC(メディカル・インフォメーションセンター)内のCOS3が担当されています。詳しくは上記リンク先をご覧ください。