研究者の方へ
第16回観察研究ノススメ
このセミナーは終了しました。
「知っておきたい観察研究データの品質 ―要求事項と展望―」
(九州大学 データ駆動イノベーション推進本部 健康医療DX推進部門(HDX)連携企画)
九州大学病院メディカル・インフォメーションセンター(MIC)では、平成28年より臨床観察研究支援事業(COS3)を行っており、活動の一環として「観察研究ノススメ」と題したシンポジウムを開催しています。
第16回となる今回は、シンポジウムのテーマを「知っておきたい観察研究データの品質 ―最新の要求事項と展望―」と題して、介入研究と比べて認識が薄くなりがちな“観察研究データの収集と管理”について、指針等の読み取り方や今後想定される動向について、MICと医療情報学講座から情報を提供いたします。
観察研究で得たレジストリデータを薬事承認申請に用いるための指針が発令され、観察研究全般について今後ますますデータの品質が重視されることが想定されます。ではデータの品質とは、いったい何を求められるのか、なぜそれが必要なのか。身近な後ろ向き臨床研究も決して無関係ではなく、個々の症例の臨床情報をカルテから取得し手入力で作成・保存したその「データ」の品質が、問題になります。
また、観察研究データの「箱」(レジストリ)がどのように整備されているべきなのかも、普段あまり認識されていません。
さらに、診療のリアルワールドデータを薬事承認申請に用いることが今後活発化することを想定し、先行する海外の動向を踏まえると国内ではどのようなことが可能となるのか。
今回は、このような観察研究データの品質に関わる知識と将来性およびレジストリシステム対策について全般的にお伝えします。
是非多くの臨床研究に関わる方々にご参加いただければ幸いです。
※本講演会は、当院における臨床研究認定更新のための講習会として位置付けられています。
⇒「臨床研究認定制度」について詳しくは→こちらをご覧ください。
日時
2024年6月27日(木)17:30-19:00
開催方法
Web会議形式(各自PCからWebex配信の聴講)
参加費
無料
プログラム
1.開会挨拶 医療情報学講座 教授 中島直樹 (17:30~)
2.忙しい医学研究者のためのデータ品質の話 (17:35~)
医療情報学講座 助教 古橋寛子
3.CRIN-Qの特長とCOS3支援体制 (17:55~)
メディカル・インフォメーションセンター 講師 山下貴範
4.広がる観察研究の可能性 (18:20~)
医療情報学講座 教授 中島直樹
5.質疑応答 (18:45~)
6.閉会挨拶 医療情報学講座 講師 平田明恵 (18:55~)
主 催: 九州大学病院 メディカル・インフォメーションセンター
協 力: 九州大学 データ駆動イノベーション推進本部 健康医療DX推進部門(HDX)
申し込み方法
参加お申し込みはこちらにご登録ください
申込期限:2024年6月26日(水)23:59
臨床研究認定更新についてのご注意
要件を満たしていない場合は、更新が認められませんのでご注意ください。
・事前申込みをしていること。
・開始から10分までに視聴を開始し、終了予定時間(19:00)まで視聴していること。
※視聴時間についてはログにて確認を致します。
・Webexの表示名は事前申込み時のお名前「姓・名」としてください。
セミナーに関するお問い合わせ先
九州大学病院 メディカル・インフォメーションセンター (担当:竹内)
〒812-8582 福岡市東区馬出3-1-1
Tel:092-642-5881 Fax:092-642-5889
Email:cos3@med.kyushu-u.ac.jp
臨床研究認定更新に関するお問い合わせ先
九州大学病院 研究支援課運営支援係
E-mail: bynintei@jimu.kyushu-u.ac.jp
TEL:092-642-4400 ・4401